あなたに指を差してもらう、陽炎になりたかった夏があったんだ。影を侍らす人が、いるのかいないのかもはっきりしない、概念みたいなものになれるわけないが、その夢はあなたを殺す心配の無い夏にしか抱けなくて。きっともう時効になっちゃったなあ。僕はも…
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